大学時代　恩師との出会い

大学時代の恩師の教え、「歯科医学は患者様のための学問」ということ。絶えず発展しつづける歯科医療の最先端を学んできました。
臨床実習が始まると、一般外来からの全身疾患を抱えるさまざまな患者様の歯科治療を、恩師指導の元、診てきました。
大変多忙な学生時代を過ごしましたが、一番の経験は、口内だけでなく、全身の症状から判断し治療や手術を行ったことです。「全身を診て、初めて本当の歯科治療ができる」という考えはこれらの経験から来ています。

総合病院での経験

大学卒業後、総合病院での勤務開始。一般の歯科医院ではなく、口腔外科の最前線で仕事をしたいという想いから数々の総合病院で勤務をしてきました。
初診の人数は、毎日10人以上。そこでも、全身疾患を持つ患者様の治療、手術をすることが多く、内科、外科等、他の科との連携がとても重要になり、症状を全身から判断することがとても大切でした。特に、総合病院ならではの、舌癌、顎顔面の外傷などの難しい手術をたくさんこなしてきたこと。一般の歯科医院からの紹介できた親知らずの抜歯の経験などから、今の私が提供できる歯科医療の技術につながっていると考えております。

宇治のみなさまへの感謝、そして地域貢献

父親の時代から当院では、宇治市の中学校で、学校担当医をしております。歯科医師として、教育者として地域の子供たちのお口の健康を守り指導をしております。健康診断だけでなく、受験を控えた学生向けに歯磨きの基本や、歯の健康を守るための講義などをしております。自らが育ってきたこの宇治の町で、歯科医師として仕事ができることに感謝し、これからも皆さまのお口の健康を守り続けます。